クロセン

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続・日本囲碁規解説講座「複雑な挙動」

<p>今回は実際に起きうるであろう複雑な挙動をする架空ケースの具体例を挙げそれを日本囲碁規約をもとに考察してく。</p> <p>いわば思考実験だ</p> <p>思考実験なので良識などは脇に置いておきたい。</p> <p><br></p> <p>この内容中の内容で不自然だったり直感的でない内容はあると思う。</p> <p>そういった部分を検証してより良い他の規定を作る助けにしていただきたい。</p> <p><br></p> <p>これは未来あるいは過去に似たようなのトラブルを起こした対局者や大会スタッフを批判する意図はない。学びのために考察している。ただ、いたずらに拡散する意図はないので有料記事とした。購入したら他言無用でお願いしたい。</p> <p><br></p> <p>この内容はいずれ囲碁のルール研究をまとめた同人誌にも入れる予定だ。</p> <p><br></p> <p>今回の議論は日本囲碁規約のみの立場に立った議論であるから</p> <p>他の規定は考えない</p> <p><br></p> <p>では、こんな例を考えていこう。</p>

クロセン

2022/03/04 05:13

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日本囲碁規約解説講座!局面の評価について

<p>今回は石や地についての内容である。</p><h2><br></h2><h2>第三条(着点)、第四条(石の存在)、第五条(取り)、第六条(劫)</h2><p>これらには議論がないので割愛する</p><p><br></p><p>ただし、第三条(着点)に出てくる"<strong>空点</strong>"という単語は今後よく出てくるので覚えること。</p><p>意味は交点のうちの空いている点を指す。</p><p>いわゆる呼吸点と違い石と隣接していなくても空いてる点ならすべて空点だ。</p><h2><br></h2><h2>対局停止後について考えよう</h2><p><img src="https://assets.st-note.com/img/1646281111950-txQo217ndl.png" height="430" width="620" style="opacity: 1;"></p><p>この表で言う死活・地の確認の部分についてのことだ。</p><p>このタイミングで対局者同士で意見が分かれたときのことを考える。</p><h3>局面を掌握しよう</h3><p>19×19の交点がそれぞれが持ちうるステータスの場合分けが出来れば盤上の正しい裁定が下せひいては正しい勝敗がわかる。</p><h3><br></h3><h3>対局停止後の各交点のステータス早見表</h3><p>第七条(死活)、第八条(地)、第十条(勝敗の決定)の内容ををわかりやすくまとめたものである。</p><p><img src="https://assets.st-note.com/img/1646281548789-JGjRW1Ol2E.png" height="235" width="620" style="opacity: 1;"></p><ul><li>活き石 相手方の着手により取られない石、又は取られても新たに相手方に取られない石を生じうる石</li><li>目 一方のみの活き石で囲んだ空点</li></ul><p><br></p><p>セキ石は駄目を有する活き石のことを指す。一般的なセキと意味が異なる。日本囲碁規約の定義道理に理解する必要がある。</p><p>また、セキ石の周りに駄目があるのではない。駄目を有する活き石がセキ石である。この因果関係には注意すべきだ。</p><p><br></p><p>この表に沿って機械的に交点を振り分けていけばすべての交点のステータスがわかる。ひいては全ての地と取り上げる死に石がわかり正しい対局結果が把握できる。</p><p><br></p><p>第七条(死活)1、で石の活き死にはタイミングが定義されていないので交互着手中にも与えられていると考えられる。その時は対局中の盤面で対局停止した仮定での議論で暫定的な活き死にを判断するのがよいと思われる。</p><p><br></p><p>これはよくある日本囲碁規約への指摘だが感覚的に自明ない活き石であっても駄目があればセキ石になるのは日本囲碁規約の不具合だという主張をしばし目にする。</p><p>しかし、対局の構成の図を見ればわかるのだが地や死活の確認は「対局再開を要請」とともに運用されることが前提の条文ある。したがって上の指摘は意味を持たない。</p><p>これに限らず日本囲碁規約を考察するのは良いことである。しかし、一部分を切り取って考察すればいかようにも不備が指摘できよう。読者諸君は全体を見て考える視点を身に着け考察していただきたい。</p><h2><br></h2><h2>活き石を探そう</h2><p>上の表から活き石がどこにあるかわかれば盤上のすべての交点のステータスが場合分けできると分かった。</p><p>ということは死活が分かれば<span style="background-color: rgb(255, 255, 255);">すべての交点のステータス</span>がわかる。</p><h2><br></h2><h2>死活の要点</h2><p>日本囲碁規約の死活は通常死活の考えと大きく違うところがある。そこでその要点を解説する。 ここで、要点をつかんで死活確認例を読む助けにしていただきたい。1.2. が重要な点で 3.がおまけである。</p><ol><li>黒と白の死活確認のパラレル性</li><li>コウの特殊なルール</li><li>取られても新たに相手方に取られない石を生じうる石問題</li></ol><h3><br></h3><h3>1.黒と白の死活確認のパラレル性</h3><p>死活を判断するとき実は盤は対局停止後の図から二つの進行にパラレルに分岐する。</p><ul><li>黒石の死活を考える進行(白が先着での進行)</li><li>白石の死活を考える進行(黒が先着での進行)</li></ul><p>黒石の死活を考える進行では対局停止後の図から白が先着での進行についてのみ考える。</p><p>この進行では黒石が活き石になるかどうかがのみを考える。</p><blockquote>相手方の着手により取られない石、又は取られても新たに相手方に取られない石を生じうる石は「活き石」という。</blockquote><p>日本囲碁規約</p><p>*"取られても新たに相手方に取られない石を生じうる石"とはウッテガエシなど</p><p>より、「相手方の着手により取られない黒石、又は取られても新たに相手方に取られない黒石を生じうる黒石は「黒の活き石」という。」ということになりる。ここで生き石になった石を確認し実際の盤面に反映していく。</p><p><br></p><p>また黒の死活を考える進行でいくら白石が活きようと死のうと 実際の盤面や結果には何も反映されることはない。</p><p><br></p><p>白石の死活を考える図では黒の逆をおこなう。</p><p><br></p><p>これで黒と白の死活の結果を実際の対局停止後の図に映せば各交点のステータスを把握できる。</p><p><img src="https://assets.st-note.com/img/1646288866722-m0gqNR5EJv.png" height="240" width="592" style="opacity: 1;"></p><p>ここで注意したいのが対局停止後の図から高々二つにしか図は分岐しないということだ。例えば右上と左下にそれぞれ別の死活の争点があってもまとめて高々二つの図で考えていく。</p><p>こうするとコウ絡みでおかしなことになりそうだがそれは2.で解決されている。</p><h3><br></h3><h3>2.コウの特殊なルール</h3><p>対局停止後の図から分岐する白黒それぞれの図を考えるときコウのルールが特殊になる。</p><p>通常はコウダテすることでコウの取返しができるようになるが死活を考える図ではコウダテの代わりに一つのコウを指定してパスをすることでそのコウの取返しが可能になる。</p><p><br></p><p>これにより死活の結果を普通に考えた時の結果と日本囲碁規約の結果がだいたい一致する。</p><p><br></p><p>ここまでの1.2.の内容が分かれば死活の判断ができる。しかし、ぜひにも日本囲碁規約の死活確認例を読み理解を深めていただきたい。</p><h3><br></h3><h3>3.取られても新たに相手方に取られない石を生じうる石問題</h3><p>感覚的には十分理解できるが非常にファジーな文章である。</p><p>例えば、死活確認で脈絡もなく自明な地の中に着手して新たに相手方に取られない石を生じたと主張される可能性がある。これには現状規約では有効な反駁を用意することが困難である。</p><p><br></p><p>私はこういう場合の対策として死活確認の前に自明な地や活き石を確認して議論になってる場所を明らかにするなどの方法をとるのがよいと考えている。</p><h2><br></h2><h2>まとめ</h2><p><strong>対局停止後の各交点のステータスを把握しよう!</strong></p><p><strong>定義通りに理解しよう!</strong></p><p><strong>死活判断に慣れよう!</strong></p><h2><br></h2><h2>総括</h2><p>ここまで四回お付き合いいただきありがとうございました。</p><p>総じて重要なのは対局者どうしの<span style="background-color: rgb(255, 255, 255);">発声が伴うコミュニケーションを促すのと対局者がスタッフをすぐ呼べる環境を整えるのが重要だと思います。</span></p><p><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);">ここまでできれば日本囲碁規約の運用を支障なくできると思います。</span></p><p><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);">一級相当といったところでしょうか。</span></p><p><br></p><p>次回 続・日本囲碁規解説講座「複雑な挙動」 <span style="background-color: rgb(255, 255, 255); color: rgb(0, 0, 0);">僕達と、育ち続ける物語。</span></p>

クロセン

2022/03/03 15:49

日本囲碁規約解説講座!勝敗の決定

<p>対局するうえで最も慎重に扱うべき内容である。</p><p>今回は日本囲碁規約のから得られる対局結果を順にみていく。</p><h2><strong>第十条(勝敗の決定)</strong></h2><h3><strong>2、</strong></h3><blockquote>ハマをもって相手方の地を埋め、双方の地の目数を比較して、その多い方を勝ちとする。同数の場合は引き分けとし、これを「持碁」という。</blockquote><p>日本囲碁規約</p><p>地を比較し勝敗を決めるのは最も有名な対局結果なので論じることはない。</p><h3><strong>4、</strong></h3><blockquote>双方が勝敗を確認した後にあっては、いかなることがあっても、この勝敗を変えることはできない。</blockquote><p>日本囲碁規約</p><p>この考え方は近代のゲームやスポーツでもちられる考え方である。</p><p>これは主に第十四条(反則負け)よりも第十条(勝敗の決定)のほうが優先されることを表している。</p><p>「いかなることがあっても」などかなり強く厳しい書き方でこの条文の優先度の高さがうかがい知れる。しかし、双方が勝敗を確認する前に3の内容で異議を唱えられるのは第二回「対局の進行」でやった通りだ。</p><p>プロアマ問わず近頃の囲碁の対局の重大なトラブルは大体が第十条(勝敗の決定)4、に関連することが多い。それだけに必ず押さえるべき重要な条文である。</p><p>一般にトラブルの解決は早いほうが望ましいが特に双方が勝敗を確認した後にあってはスタッフはどうすることもできない。</p><p>大会の運営では対局中何かトラブルがあれば対局者がすぐにスタッフを呼べるような体制を整えるべきである。逆に対局者も問題があればすぐにスタッフを呼び問題解決に努めるようにするべきである。</p><h2><strong>第十一条(投了)</strong></h2><blockquote>対局の途中でも、自らの負けを申し出て対局を終えることができる。これを「投了」という。その相手方を「中押勝」という。</blockquote><p>日本囲碁規約</p><p>内容自体に議論はない。</p><p>規約では明言されていないが投了は"双方が勝敗を確認に"に準じる扱いでいいと私は考えている。つまり、第十条(勝敗の決定)4、が適用できると考ている。</p><h2><strong>第十二条(無勝負)</strong></h2><blockquote>対局中に同一局面反復の状態を生じた場合において、双方が同意した時は無勝負とする。</blockquote><p>日本囲碁規約</p><p>前回の内容と被るが無勝負にすることで勝敗をつけずに対局を終えられる。</p><p>主に三コウや長生などに用いる。</p><h2><strong>第十三条(両負け)</strong></h2><p>これは1、と2、で大きく内容が異なる。</p><p>内容は1,は前回の「終局の合意をしない」 2、は前回の「移動した石を戻して続行に合意、合意できない」を確認すればよい。</p><h2><strong>第十四条(反則負け)</strong></h2><blockquote>一方が以上の規則に反した場合は、双方が勝敗を確認する前であれば、その時点で負けとなる。</blockquote><p>日本囲碁規約</p><p>第十条(勝敗の決定)4、で述べたように双方が勝敗を確認した後にあっては、勝敗の結果が揺るがない。</p><p>しかし、双方が勝敗を確認する前であればさかのぼって反則負けにすることができる。</p><h2><strong>まとめ</strong></h2><p><strong>「双方が勝敗を確認した後にあっては、いかなることがあっても、この勝敗を変えることはできない。」</strong>をなにがあっても守り抜こう!絶対にな!</p><p>次回最終回「局面の評価について」 決めろ最後のブレイブを!</p>

クロセン

2022/03/03 04:03

日本囲碁規約解説講座!対局の進行

<h2><strong>対局の構成</strong></h2><p>まず初めに日本囲碁規約の条文から読み取れる対局の構成を図示した。</p><p>主に第一条(対局)、第二条(着手)、第九条(終局)、第十条(勝敗の決定)、第十一条(投了)、第十二条(無勝負)、第十三条(両負け)の内容である。</p><p><br></p><p><a href="https://assets.st-note.com/img/1646226717175-I9MycFLyGA.png" target="_blank" style="color: inherit;"><img src="https://assets.st-note.com/img/1646226717175-I9MycFLyGA.png?width=800" alt="画像を拡大表示" height="430" width="620" style="opacity: 1;"></a></p><p>この図を見てわかるように囲碁の対局は対局者が権利を行使したり合意したり合意が決裂することによって進んでいく。また合意についての判断も権利といえる。</p><h2><br></h2><h2><strong>対局者の権利</strong></h2><p>前提として対局や勝敗にまつわる権利は対局者の専権事項だ。</p><p>助言を与えたり強制したり促したりしてはいけない。</p><p>どれだけ不合理でも不自然でも権利を尊重するべきである。</p><p>また、すべての大会参加者とスタッフはあらゆる場面で対局者の権利を侵さないように細心の注意をするべきだ。</p><p>権利を侵さないようにするためにも権利について理解する必要がある。</p><h3><br></h3><h3><strong>権利早見表</strong></h3><p><a href="https://assets.st-note.com/img/1646226924600-XhicLVcsx8.png" target="_blank" style="color: inherit;"><img src="https://assets.st-note.com/img/1646226924600-XhicLVcsx8.png?width=800" alt="画像を拡大表示" height="359" width="620" style="opacity: 1;"></a></p><p>対局者が行使できる権利早見表を用意した。</p><p>では権利についてみていこう。</p><h3><br></h3><h3><strong>投了</strong></h3><p>対局の途中いつでも行使でき行使した者の相手が「中押勝」になり行使した者が負ける。</p><h3><br></h3><h3><strong>着手orパス</strong></h3><p>これは手番で行使できる権利であり対局する両者が交互に行使していくことで基本的に対局が進行していく。</p><p>パス(着手放棄)は着手ではないが第九条(終局)を見るに着手と同様に行使すると手番が変わる。</p><p>着手、パスともに権利だがこれらは裏表の関係にありる。そのためどちらかを行使するのが義務のような側面も持つ。</p><h3><br></h3><h3><strong>移動した石を戻して続行に合意、合意できない</strong></h3><p>石がずれたら(対局中に盤上の石が移動し、かつ対局が進行した場合)に判断する内容である。</p><p>「移動した石を元の着点に戻して続行するに合意する。」または「移動した石を元の着点に戻して続行するに合意しない。」のどちらかになる。</p><p>合意には両者の意思が必要なので片方が合意できないなら両負けになる。</p><p><br></p><p>また、元の着点にすでに石が存在、または存在できない石になる(自殺手となる点)場合は両者の意思にかかわらず合意できずに両負けとなる。</p><p><br></p><p><span style="background-color: rgb(255, 255, 255); color: rgb(34, 34, 34);">ありがちな間違った対応として石がずれたタイミングまで巻き戻して対局を再開するなどがある。石がずれたことやそれに気づかないことは双方に責があるという考えから巻き戻しなどをせず双方にとって厳しい裁定となっている。</span></p><h3><br></h3><h3><strong>無勝負に同意</strong></h3><p>同一局面反復の状態なら無勝負に同意できる。無勝負にすることで勝敗をつけずに対局を終えられる。</p><p><br></p><p>ほかの合意と違いたとえ片方が同意しなくても対局が続行するだけなので両負けにはならない。</p><p><br></p><p>主に三コウや長生などに用いる。</p><p><br></p><h3><strong>対局の再開を要請</strong></h3><p>対局停止後に行使できる権利である。</p><p>行使すると相手側先着で交互着手に戻る。</p><p><br></p><p>主に地と死活の確認をするときに手残りを見つけたり確認の結果に満足できない時に行使する権利である。</p><h3><br></h3><h3><strong>終局の合意</strong></h3><p>対局停止後に地と死活の確認に合意して勝敗の決定に移行することを指す。</p><p><br></p><p>特筆すべきは終局の合意以降は対局の再開を要請ができない点である。</p><h3><br></h3><h3><strong>終局の合意をしない</strong></h3><p>対局停止後に終局の合意ができない場合がある。</p><p>その場合は両負けになる。</p><p><br></p><p>主に対局の再開を要請や終局の合意ができない場合に発生する。</p><p>互いに重大な手残りに気づき自分先着でないと負けてしまう状況で相手に「あなたが対局の再開を要請をしないと終局の合意できない。」と迫っている状況だ。</p><p><br></p><p>また、「あなたが対局の再開を要請をしないと終局の合意できない。」という交渉を規約上認めているともとれる。</p><h3><br></h3><h3><strong>勝敗を確認</strong></h3><p>終局の合意の後の勝敗に関して確認することを指す。</p><p><br></p><p>特筆すべきはここで両者が確認した後にはこの勝敗は変えることができない点である。これは第十四条(反則負け)よりも優先度が高い。</p><h3><br></h3><h3><strong>異議を唱える</strong></h3><p>終局の合意の後の勝敗に関して異議を唱えることができる。</p><p>これを行うと直ちに双方は対局の再現等により、勝敗を再確認しなければならない。</p><p><br></p><p>この対局の再現とは一般に棋譜を並べなおすことが考えられる。</p><p>しかし、対局の再現等とあるので棋譜を取っていればその確認でよいと思われる。なんにせよ勝敗の再確認ができることが重要である。</p><h2><br></h2><h2><strong>問題の解決について</strong></h2><p>以上の図や表などから権利はタイミングと密接に結びついている。</p><p>スタッフが対局者と問題の解決などでコミュニケーションをとる際に権利を尊重するためには対局が今はどのタイミングかにも注意することが必要だ。</p><h3><br></h3><h3><strong>具体例</strong></h3><h3><strong>case1</strong></h3><ul><li>地作り中に石の活き死にの解釈が一致せずにトラブルになりました。</li><li>スタッフのあなたは解決しなければいけませんどうしますか?</li></ul><p>この場合は石に対して最終的な活き死にの判断をスタッフがするべきである。</p><p>なぜなら、もうすでに終局に合意しあり図の矢印を見ればわかるように対局者自身が地や死活の判断をできるタイミングに戻る方法が ないからである。</p><p>また、再開の要請をすることができないことにも注意したい。</p><h3><br></h3><h3><strong>case2</strong></h3><ul><li>対局停止後の地と死活の確認で石の活き死にの解釈が一致せずにトラブルになりました。</li><li>スタッフのあなたは解決しなければいけませんどうしますか?</li></ul><p>この場合はもしこの図が終局図になった場合の仮定の話として暫定的な活き死にの判断をスタッフが対局者に伝えるべきである。</p><p>対局の再開を要請をすることで交互着手に戻る可能性があるからだ。</p><p>これは個人的な意見だがこの場合は仮定の話とするもののあえて対局者に対局の再開を要請をするかどうかは聞かないほうが良いと考える。</p><p>なぜなら、すべてのスタッフや参加者は大会に関するルールを熟読把握したうえで参加しているものと一般にみなされる。よって、ここでスタッフから対局の再開を要請の話題を出すこと自体が助言や権利の侵害に当たる可能性があるからだ。</p><p><span style="background-color: rgb(255, 255, 255); color: rgb(34, 34, 34);">またよくある間違った対応として対局の再開を要請することを促し実践解決を求めるなどある。これは言語道断である。前回の日本ルールの特徴で話したように日本ルールは「実践解決では誰かが損をすることがある。」ので対局者の権利を著しく侵害している。このようのことを促す審判はぜひとも事前に</span><a href="https://note.com/kurosen0000/n/nb2f1525aefde" target="_blank" style="background-color: rgb(255, 255, 255); color: inherit;">中国ルール</a><span style="background-color: rgb(255, 255, 255); color: rgb(34, 34, 34);">を採用するとアナウンスしていただきたいものである。</span></p><h2><br></h2><h2><strong>タイミングの把握</strong></h2><p>二つの具体例からタイミングが違うだけで似たようなケースでも対応が異なる場合があるのが理解できたと思う。</p><p>「何が起こったか?」よりも</p><p><strong>「いつ、何が起こったか?」</strong>を把握することが大事である。</p><p>タイミングを把握することによって権利や対局の進行を意識できるようになりより規約に沿った問題解決が可能になる。</p><h2><br></h2><h2><strong>問題の予防</strong></h2><p><a href="https://assets.st-note.com/img/1646233130597-Tu113qGRKe.png" target="_blank" style="color: inherit;"><img src="https://assets.st-note.com/img/1646233130597-Tu113qGRKe.png?width=800" alt="画像を拡大表示" height="69" width="620" style="opacity: 1;"></a></p><p>発声をが伴うとタイミングのすれ違いがなくなりトラブル防止になります。また、トラブルになっても対局する者がタイミングを自覚してるので問題解決にも役立ちます。</p><p><strong>「石の生き死にのすれ違いも減って最高!」</strong></p><h2><br></h2><h2><strong>まとめ</strong></h2><p><a href="https://assets.st-note.com/img/1646233130597-Tu113qGRKe.png" target="_blank" style="color: inherit;"><img src="https://assets.st-note.com/img/1646233130597-Tu113qGRKe.png?width=800" alt="画像を拡大表示" height="69" width="620" style="opacity: 1;"></a></p><p><strong>発声が伴うコミュニケーションを促そう!</strong></p><p><br></p><p>次回第三回「勝敗の決定」 今、冒険は進化する</p><p>図制作 三星聯</p>

クロセン

2022/03/03 00:30

日本囲碁規約解説講座!日本囲碁規約をつかうには

<h2><strong>日本ルールについて</strong></h2><p>日本囲碁規約はそもそも日本ルールの中の一つのルールである。</p><p>よって、まずは日本ルールの特徴を見ていこう。</p><ol><li>地を争う</li><li>実践解決では誰かが損をすることがある。</li><li>対局者の良識と相互信頼の精神に大きく依存する。</li></ol><p>この三点だ。</p><p>特にアマチュア向けのイベントの想定の場合職業棋士たちと比べより"対局者の良識と相互信頼の精神"が揺らぎやすいと考えられる。</p><h2><br></h2><h2><strong>日本囲碁規約について</strong></h2><p>日本囲碁規約の序/前文や冒頭には旧日本囲碁規約から今の規約に改定する際の当時の様子や意図、運用するうえで求めることなどが書かれている。</p><p>そこで運用に大きくかかわる部分を要約した。</p><ol><li>日本ルールを合理性を確立、明確化したルールである。</li><li>対局者の良識と相互信頼の精神に基づいて運用されなければならない。</li><li>マナー規定、用具、手合割(含む込碁)、競技実行方法(含む競技時間)等は他の規定などで定める。</li></ol><p>この中で最も重要なのは「3.マナー規定、用具、手合割(含む込碁)、競技実行方法(含む競技時間)等は他の規定などで定める。」だ。</p><p>これは規約を運用するうえで何を他の規定などで定めるかを明確にしている要請であるからだ。</p><h2><br></h2><h2><strong>他の規定について</strong></h2><p>「マナー規定、用具、手合割(含む込碁)、競技実行方法(含む競技時間)等は他の規定などで定める。」とあるので与えられた課題を一つずつを見ていこう。</p><p>また、マナー規定は別で大きなテーマとして扱う。</p><h3><br></h3><h3><strong>用具</strong></h3><p>碁盤、碁石などがこれにあたりる。</p><p>また、大会のルールによってはこれに対局時計が加わったりすることもある。大会の会場や机も広い意味ではこれにあたることもある。いずれにしても用具に関して事前に告知できるならするに越したことはない。</p><h3><br></h3><h3><strong>手合い割</strong></h3><p>コミなどがこれにあたる。日本囲碁規約ではコミが6目半という記述がないため大会側でコミを逐次定める必要がある。</p><p>また、段級の差を考慮する置き碁の大会ではもちろん置石の規定を定める必要がある。</p><h3><br></h3><h3><strong>競技実行方法</strong></h3><p>競技時間をはじめ競技中の電子機器の使用禁止や助言の禁止などがこれにあたる。</p><h3><br></h3><h3><strong>その他</strong></h3><p>大会の方式(シングルエリミネーション、スイス、リーグなど)なども他の規定で定めるべきである。</p><p>ここで注意するべき点がある。日本囲碁規約は必ずしも勝敗がつくルールではない。両負けと無勝負なる対局結果の場合がある。これらが発生した場合の対応も考える必要がある。</p><h2><br></h2><h2><strong>マナー規定</strong></h2><p>これはどのようなマナーを守るべきか、どのようなマナーを犯すと罰則が与えられるかを示すものだ。</p><p>対局への介入や罰則が与えられるマナー違反は</p><ul><li>非紳士的行為(暴言、暴力)</li><li>対局を破綻させる行為(無為に相手の地に石を入れ続ける等)</li><li>会場や地域のルールや法令を破る行為</li></ul><p>のようなものが考えられる。</p><p>特に上二つは日本囲碁規約の"対局者の良識と相互信頼の精神"を犯している内容だ。</p><p>ただし"対局者の良識と相互信頼の精神"というファジーな文章を根拠に日本囲碁規約十四条による反則負けを与えるのはいささか乱暴と言わざるをえない。</p><p>そこで日本囲碁規約とは別にマナー規定を設け"対局者の良識と相互信頼の精神"をサポートするのがよいと考えられる。</p><p>内容の重大さにより段階を踏んで警告などをしていくのがよいと考える。</p><h2><br></h2><h2><strong>具体例</strong></h2><p>龍の住処が採用しているアマチュア向けの大会の大会ルールが参考になると思われるので興味があれば参考にするとよい。</p><p><a href="https://note.com/hushigigo/n/n46d94f919abb" target="_blank" style="color: inherit;">囲碁フロアルール ver1.0</a></p><h2><br></h2><h2><strong><span class="ql-cursor"></span>他の規定と日本囲碁規約の関係</strong></h2><p>他の規定と日本囲碁規約の関係を図にした</p><p><a href="https://assets.st-note.com/img/1646218745846-mLbSMNcBjJ.png" target="_blank" style="color: inherit;"><img src="https://assets.st-note.com/img/1646218745846-mLbSMNcBjJ.png" alt="画像を拡大表示" height="166" width="397" style="opacity: 1;"></a></p><p>他の規定は日本囲碁規約で定められてない全てを定義するので他の規定のほうが強い力を持つ。矛盾したら他の規定が勝つ。</p><p><br></p><h2><strong>まとめ</strong></h2><p>規約で決まってないことは自分で決めよう!</p><p>コミは日本囲碁規約で決まってないから自分で決めよう!</p><p>次回第二回「対局の進行」絶対に見てくれよな!</p><p><br></p>

クロセン

2022/03/02 20:11

日本囲碁規約解説講座!ガイダンス

<h2><strong>・大会スタッフ向けの講座である</strong></h2><ol><li>日本囲碁規約を学び“競技性”の高いアマチュア向け囲碁イベントの運営をするための知識を身に着ける。よって本講座は対局者目線 でわなく対局を監督する第三者の目線で囲碁に向き合っていく。</li><li>日本囲碁規約の実践的な運用を考える。</li><li>副次的な効果として競技者目線の疑問やトラブルを解決することになるので競技で役立つこともある。</li></ol><p>この三点が本講座の方針である。</p><p>また、日本囲碁規約への深い理解よりもまず運用をできることを目指す。</p><p>したがって、現状で争いのある内容に関しては特に触れることはない。</p><h2><strong>講座の構成</strong></h2><p>講義はガイダンスを含めずに全四回で構成される。</p><ol><li><a href="https://vivle.jp/user_articles/45/" target="_blank">日本囲碁規約をつかうには</a></li><li><a href="https://vivle.jp/user_articles/46" target="_blank">対局の進行</a></li><li><a href="https://vivle.jp/user_articles/47/" target="_blank">勝敗の決定</a></li><li><a href="https://vivle.jp/user_articles/48/" target="_blank">局面の評価について</a></li></ol><p>これは一条から順に解説するよりも関連性が高いものをまとめて解説するほうが良いからだ。</p><p>次回の「<a href="https://vivle.jp/user_articles/45/" target="_blank">日本囲碁規約をつかうには</a>」から頑張って学んでいきましょう!</p><p><br></p>

クロセン

2022/03/02 19:45

純碁に関する考察

<h1><strong>純碁とは</strong></h1><p><br></p><p>純碁は王銘琬九段が考案した入門用のルールです。そのルールをかいつまんで説明すると、以下のようになります。</p><p><br></p><p>- 黒白交互に打つ。</p><p>- 相手の石を囲めば取れる。自殺手は禁止。</p><p>- コウはコウダテしなければならない</p><p>- 両者が続けてパスをすれば終局となり、盤上の石が多いほうの勝ちとなる。</p><p><br></p><p>純碁の特徴としては、地ハマではなく石の多寡によって勝敗を決する点です。</p><p><br></p><p>まず考えたいのは、このやり方と通常の地を数えたときとで勝敗が一致するのかということでしょう。</p><p>地とは「相手が地の中に打っても適切に対応すれば取れる場所」という認識は多くの人に受け入れられると思います。</p><p>これを言い換えると、「地は自分だけが石を置ける場所である」と考えられます。</p><p>こう考えれば、なんとなく結果が一致しそうに思えます(実際には「切り賃」という差が存在しますが、後述します)。</p><p><br></p><p>では、地でなく石を数えることの利点は何でしょうか。それは、死活問題が発生しないということでしょう。</p><p>地を数えるためには盤上の石が活きているのか死んでいるのかを判断しなければなりません。</p><p>ところが、純碁の場合は盤上の石が活きているか死んでいるかは考えず、全ての石を数えます。実際に死に石を囲んで取ることによってはじめて相手の点数を減らすことができます。</p><p><br></p><p>現在の囲碁ルールの問題点の多くは、死活問題にかかわるものが多いのですが、純碁はそれを解決できる手段といってもいいでしょう。</p><p><br></p><h1> 切り賃</h1><p><br></p><p>先ほどちらっと触れた「切り賃」の説明をしましょう。盤上に石を置けるだけ置こうとしたとき、それでも二眼は確保しなければなりません。そのため、石のかたまりごとに2つずつ石を置けない点があります。これによって、地を数えたときと結果が変わります。この差を「切り賃」といいます。石が切られると2目損することになるのです。</p><p><br></p><p>純碁は囲碁のもっとも古い形であると考えられます。しかし、最後まで石を置くのは不毛な時間がかかるため、地を導入して簡略化するようになりました。ここで、地を考えると古い形と結果が変わるので、その差を修正するために生まれたのが切り賃です。日本ルールでは、地を持つ活き石ごとに2目引くことで差を修正していました。</p><p><br></p><p>人々が地に慣れていく中で、もともと石に注目していた時は自然だった切り賃が、地に注目するようになった結果不自然に思われるようになり、廃止されるに至りました。</p><p><br></p><h1>最後に</h1><p><br></p><p>純碁は入門用のルールとして利用されています。9路盤など小さい盤では切り賃の差が発生しづらく、手入れするべきかを考えなくて済むことから、入門用としてうってつけだからです。</p><p><br></p><p>しかし、死活問題を考えなくて済むことから、島田拓爾により「原始棋法」という名でプロ用のルールの案として挙げられたこともあり、玄人にとっても参考にすべきものである。</p><p><br></p><p><span style="background-color: rgb(255, 255, 255); color: rgb(34, 34, 34);"><span class="ql-cursor"></span>三星聯さんが書きました</span></p>

クロセン

2022/03/02 14:02

中国ルールについて

<p>今回は日本ルールとの差異に注目しながら考えていく。</p><ol><li>日本ルールでは地とハマを用い勝敗を決するが中国ルールは活き石と地を用い勝敗を決する。</li><li>セキ中の目も地として数える。</li><li>スーパーコウルールが採用されている。</li><li><span style="background-color: rgb(255, 255, 255); color: rgb(34, 34, 34);">駄目がなければ</span>必ず奇数目差になる</li></ol><p>それぞれ順に見ていく</p><p><br></p><h3><strong>①日本ルールでは地とハマを用い勝敗を決するが中国ルールは活き石と地を用い勝敗を決する。</strong></h3><p>日本ルールでは地をハマで埋め残り地の広さで勝敗を決するが中国ルールだと活き石と地の合計の広さで勝敗を決する。</p><p>これにより中国ルールは実践解決が容易に行える。そのため、中国ルールはより終局の合意がしやすいルールといえる</p><p>ここで、終局図で(黒の活き石の数)+(黒のハマの数)=(白の活き石の数)+(白のハマの数)の時を考える</p><p>そうすると、((黒地の数)-(黒のハマの数))-((白地の数)-(白のハマの数))=((黒地の数)+(黒の活き石の数))-((白地の数)+(白の活き石の数))も認められる。</p><p>左辺は日本ルールを表し右辺は中国ルールを表す。よって、細かなルールの事を考えなければ大部分は同じような勝敗になる。</p><p>また、中国ルールの駄目は双方が0.5目で分け合うのでダメがあっても差が広がることはありません。</p><p>しかし、黒番で終わった場合(黒の活き石の数)+(黒のハマの数)=(白の活き石の数)+(白のハマの数)とならない。</p><p>これを回避するために昔は黒番で終わった場合は黒が一目減らしていた。これを収後ルールという。</p><p><br></p><h3><strong>②セキ中の目も地として数える。</strong></h3><p>これは中国ルールがより実践解決が容易という点からくる差異である。</p><p>また、セキのルールの違いによって日本ルールと中国ルールで勝敗が異なる場合が生まれる。</p><h3><br></h3><h3><strong>③スーパーコウルールが採用されている。</strong></h3><p>日本ルールでは二手で同一局面反復になるコウではコウダテを用意しなければならない。しかし、それより多い手数の同一局面反復ではコウダテが必要なく発生しうる。</p><p>それに対し、スーパーコウルールではすべての同一局面反復にコウダテを用意しなければならない。</p><p>スーパーコウルール採用と不採用それぞれの利点と欠点を示す。</p><p>採用の利点</p><p>・三コウや長生などによる無勝負が発生せず必ず勝敗が決する。</p><p>・コウとそれ以外を分けないためより簡明なルールになる。</p><p>採用の欠点</p><p>・三コウや四コウなでコウダテするタイミングが極めて煩雑でプロであっても運用できないことが容易に期待できる。</p><p>不採用の利点</p><p>・より対局する者の立場に立っており、運用が現実的である。</p><p>不採用の欠点</p><p>・勝敗が決しないことがある。</p><p>以上のスーパーコウルール採用の欠点が重大だと評価され中国ルールの棋戦でもスーパーコウルールが採用されない場合がある。</p><h3><br></h3><h3><strong>④駄目がなければ必ず奇数目差になる</strong></h3><p>中国ルールは361目を二人で分ける性質上片方が偶数目もう片方が奇数目を獲得することになる。その差をとるので必ず奇数目差になる。</p><p>これにより現代で最も優位とされるコミ6.5目が活用できなくなっていたりなどコミのバリエーションが減るなどの欠点がある。</p><p><br></p><p>以上が日本ルールとの差異だ。日本ルールよりもより明確化にこだわった内容である。しかしながらスーパーコウルールなど明確ではあるものの運用が事実上困難なものも内包しており一概に日本ルールと優劣がつくものではない。</p><p><br></p><p><span style="background-color: rgb(255, 255, 255); color: rgb(15, 20, 25);">三星聯さんと書きました。</span></p>

クロセン

2022/03/01 22:55